数か月前、星空の家と小さな図書館がある地区のママさんたちと集まる機会がありました。集まりといっても、お昼ご飯を食べながらおしゃべりする会だったのですが、その会の流れで、ぜひ次回は子どもや旦那さんと一緒に集まれたらとお花見会を企画することになりました。

 

予定を立てたのは3月上旬。みなさん、学校の行事や仕事の都合があり、まだまだ見えない桜の開花時期とにらめっこしながら日程を決め迎えた当日。連日の寒さでまったく桜は咲かずがっかり。「お花見」はできないけれど、バーベキュー＆サンドイッチの会を開催しました。

同じ地区内（現在約40戸）にいても、みなさんお仕事などがありなかなかお会いできない人ばかり。高齢化が進む地区のため、若い世代の方は多くなく数えるほどしかいないのですが、地区行事（年1回の草刈と、近隣清掃）以外でお会いする機会はほとんどありません。お互いそれぞれ人づてにお話は聞いているものの、やっぱり直接会ってお話ができるというのは貴重なこと。特に、シェアハウスでは人の出入りも多いため、地元の人が「どんな人が暮らしているの？」と戸惑うこともあり、4年前から変わらずシェアハウスにいても、まだまだ認識されていないこともあります。よそモノが、地域に馴染むのって本当に時間のかかること。焦らずでもゆっくりでも、些細なことかもしれないけれど、こうやってみなさんと集まれる機会を積み重ねていけたらいいな。

 

大人たちは各々の時間を過ごし、こどもたちはおもちゃ遊びに夢中！

野菜の世界を電車が走るワンダーランド。子どもの感性ってすごいですね。

この日は午後から図書館の開館日だったので、そのまま見学してくださる方もいました。また遊びにくるきっかけになればうれしいな。桜の開花まではまだ少し時間がかかりそうだけど、ようやく春らしくなってきた気がします。