小さな図書館と、小さな映画館。


星空スペースで「星空ミニシアター」をはじめて、はや1ヶ月。

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たくさんの方が参加される訳ではないけれど、必ず楽しみに来て下さる方もいて、毎回無事に上映をしています。
(参加申し込みがなければシステム上、上映は中止になるのですが、今のところすべて上映できています!)

話題の映画から少しマイナーなものまで、様々な作品から上映作品を選んでいるのですが、どれも本当に面白かった。

今までの上映作品はこちら。

『シェアハウス』
『A FILM ABOUT COFFEE』
『紅い襷~富岡製糸場物語~』
『シンプル・シモン』
『カミハテ商店』
『きっと、うまくいく』
『ボーリング・フォー・コロンバイン』

都合が合わずなかなか参加できないけれど、気になってますとお声掛けくださる方も多く、興味を持ってくださる方がこんなにもいたのか!と反響の大きさに驚いています。

大規模な映画館とは違い、アットフォームでゆっくりした空間で少人数でみる映画。人数が少ないからこそ、上映後、お茶を飲みながら映画談義に花を咲かせ、そこから交流が生まれてくのも参加者の楽しみの一つのようです。

8/7(火)は『嵐を呼ぶ男』を上映予定です。

今後も随時、公開作品を更新していく予定なので、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。

『ほしぞらシアター』

『ほしぞらシアター』は、popcornというマイクロシアターの制度を利用しています。
『日本中にさまざまな映画体験が生まれて、映画が鑑賞される機会が増えることを願う』という想いから、気軽に映画体験ができるよう、小さな映画館ができる仕組みが生まれ、私たちはそこに登録し、仕組みを利用することで、映画を上映できるようになりました。

小さな映画館。なんだか小さな図書館みたいですね。

思い返せば「星空の小さな図書館」も、はじめた当初は1日にひとり、ふたりのお客さんしかいなくて、それでも、ひとりひとり顔の見えるつながりがうれしくて、本を通じで新しいコミュニケーションが生まれ、人との繋がりを体感できることが「はじめてよかったな」と思う一番の瞬間でした。

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図書館のオープン日に撮影した1枚。

4年の月日が経ち、今ではいつものお客さんも、わざわざ来てくださるお客さんも本当にいろいろな人が立ち寄ってくださり、ずいぶんと賑やかになりました。シェアハウスで暮らす住人さんとの交流の場にもなっています。

少しずつでも積み上げてきたものがあるのかもしれないと実感しています。

小さくはじめたものでも、いずれは必ずつながって少しずつでも大きくなっていくのかもしれませんね。

図書館や映画館をはじめたい人が「マクロライブラリー」「マイクロシアター」の制度を上手に利用して、最初の一歩が踏み出せるようになったらすてきですよね。「自分一人では小さな一歩でも、みんなで一歩進めば、それは大きな変化になる」と、ある方が言っていたっけ。自分ではじめるもよし、参加者として利用するもよし、みんなの「あったらいいな」が少しずつ、日本各地に増えていたらいいなと思います。