今日の庭しごと

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暑さがひと段落したと思ったら、不安定な天気続きなこの頃。雨が降ったりやんだり、ぱっとしない中、ふと見渡してみると、草木があっという間に伸びていました。農作物にはうれしい雨だけれど、それと同時に雑草たちもぐんぐんと育ち、気が付けば看板の周りもうっそうとしています。庭も沿道も畑も裏山も、どこも同じ。敷地が広い分、手入れも本当に大変です。
この家を借りるときに、大家さんと不動産屋さんと約束をしたことがありました。「庭・畑の管理をすること」。今まで庭の手入れをしたことがなかったので、かなり戸惑い、合わせて、母屋の片づけも落ち着かず、正直、後回しになりがちでした。それでも、やらなければならないこととして時間をつくらなければなりません。まずは最初、自分で鎌を持って草刈りをしてみました。しかし、これでは大変過ぎてできないと、草刈機の使い方を覚え、鬱蒼としている植木は、はしごに上りながら枝を落とす術を徐々に身に着けていきました。できないと投げ出すことは簡単だけど、できるようになる術はいくらだってある。たくさんの人に助けてもらいながら少しずつ挑戦し、そんなことを思いました。今では、自分自身でも驚くぐらいいろいろとできること増えたような気がします。想像以上に大変な庭と畑の管理。「そろそろ刈っとかないと大変だよ」「通行の邪魔になりそうだね」と、ご近所さんに声をかけられたこともありました。自分では、十分と思っていても他の人はそうは思っておらず、気にしているかもしれない。同じ集落で暮らしている以上は、ご近所さんと合わせることも大事なことなのかもしれません。日々仕事をしていれば、たまの休みはゆっくりしたいけれど、草刈も庭も畑の手入れもしなければならない。いなか暮らしがスローライフ、とは限らないような気もします。

さて、図書館の看板周りは、小一時間ほどでずいぶんとすっきりしました。これも3年間の経験の賜物かな。

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