モノの価値を知る持ち主。

築140年の古民家には色々なものが眠っています。

今回、快く古民家を貸してくださった大家さんでも、
実は、そのすべての品々についてわかっていないモノがあるほど。

一緒に片付けをしていると、
本当にたくさんのものが出てきます。

写真や手紙、昔の文章など、
きっと価値があるものなのかもしれないけれど、
私たちには全くわかりません。

大家さんにもわからないものばかり。

でも、きっと珍しいものなんだろう、貴重なものなんだろう、と
そんな思いを抱いていました。

どうしようかと、困っていたのですが、
友人が「いすみ郷土博物館に相談してみては?」と
アドバイスをくれました。

早速、連絡をとることに。

「大家さんもいるタイミングで一緒にみてほしい」。

かなり急なお願いだったのですが、快く見に来てくれました。

写真や古文書、昔の本など、
私たちからみるとよくわからなかったものが、

「これはとっても貴重なものですよ」と、

どうやらすばらしい品々だったようです。

「昔の大原ですよ」と
見せてもらった絵葉書。

木造校舎時代の国吉小学校や
行元寺の昔の写真など、
この地域の資料がたくさんありました。

次から次へと出てくる資料に学芸員の方も、
興味深々の様子。

無事に引き取っていただくことになり、
大家さんも私たちも、そして、学芸員の方も、
お互い大喜びです。

もしかしたら、そのまま捨てられてしまっていた
写真やたくさんの資料たち。

自分ではわからないことでも、
その道の詳しい人、好きな人にとっては貴重なものだったりする。

モノには然るべき持ち主がいるものなんだと、
そんなことを思いました。