先日、星空の家は5周年を迎え、星空の家の立ち上げ当初からお世話になっている方々をお招きして、ささやかながらお祝いの会を開きました。
かしこまった場にはしたくなかったけれど、一言あいさつと思っていたらなんだかこみ上げるものがあって、言葉に詰まってしまいました。
この日は、本当にたくさんの人が来てくれました。パン職人や漁師さん、野菜をつくりカフェをしている人、Tシャツデザイナーに木工職人、酒蔵で働く人から酪農家、WEBデザイナー、ライターそして、もちろん、いつも図書館に遊びに来てくれるご家族とご近所さん、かつてこの家で暮らしていた住人も。市役所の職員さんまで仕事帰りに寄ってくれました。
ここにきてからずっと、いつも思うのは、こんなにも世界は広く、こんなにもいろんな人が支え合って生きているんだということ。それぞれ特技や技があって、いろんな見方や考え方がある。時にぶつかることもあるけれど、お互い足りないところを補って助け合って日々暮らしている。つながりはそこに行けばあるものではなくて、自ら積み重ねていくものだと思っていたけれど、この日ばかりはこの5年分積み重ねてきたものを感じずにはいられませんでした。
まだ移住してきたばかりのころから背中を見て追いかけていた先輩方と、同じころに移住をしてきて日々夢を語っていた仲間達。移住して間もない人も、いろんな人が集った日。
「まだ5年」。
先のことはどうなるかわからないけれど、でもまた来年もこの場所で、こうやって集いたいなと思いました。
ありがとう、5周年。そして、また来年もこの場所で会いましょう。
※写真は暮ラシカルデザイン編集室の沼尻さんが撮ってくれました。