毎年『恒例』の夏祭り

先日、星空の家がある地区で、夏祭りがありました。

流しそうめんをやったり、すいか割りをしたり、花火をしたり。
この日ばかりは、どこからともなく子どもたちが集まっています。

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今ではすっかり夏の恒例行事となったけれど、実はまだ7回目。昔から続く地域のお祭りに比べると歴史がとっても浅いのです。
若い人が減り、代々続く神輿が出せなくなり(神輿はとても重たいので担ぎ手がいなくなると、担げなくなるのです)年に1度でも地区のみんなで集まっていた日がなくなり、
それってなんだか寂しいよね、と当時の若手の方々が話合ってはじまったそう。

第1回目の開催は、ちょうど星空の家が誕生したはじめての夏の日でした。
ポストに入っていたチラシを頼りに会場に行ってみると、今までお会いしたことがない方々がたくさん。
こんなにもこの地区に若い人がいたんだ、と思うのと同時に、皆さんも「あの空き家にこんな人が住んでいたんだ」と驚いたそうです。

「そういえば、ジェンガをして遊んだよね」「下の子がまだ生まれていなかったね」「あの時は、小学生だったのに、もう今年で高校卒業するんですよ」
今ではすっかりご近所さんになった皆さんと、当時を振り返りながら、なんだかとても楽しい時間となりました。

最初は、年に一度の特別な日だったけれど、今では、年に一度の恒例行事。
「また来年も」お会いができるが楽しみです。